コンサルティングサービスの活用

以上のような転職支援企業は、基本的には情報さえ蓄積していれば、社員数数名でSOHOの形でも開始することができるため、インターネットで検索すれば多数の企業名がヒットする。転職希望者が成功を収めるためには、前述のコンサルティングサービスが充実している企業を選択するべきであり、そのような企業を探すためには矢張り経験者の口コミ情報、インターネットでの情報等を活用するというのが現状のようである。

また仮にコンサルティングサービスが充実した理想的な転職支援企業にめぐり合ったとしても、上手に活用しなければ宝の持ち腐れである。よくある失敗は、現職が忙しいために面談の形でコンサルティングを受けず、単にデータを登録して、紹介される企業の面接を受けつづけるという失敗である。これでは転職が決まっても、希望の内容と異なることが後で判明して、また転職を考えなければならない。ミスマッチングの原因の殆どはこれである。

コンサルティングは一方的に転職支援企業からの情報提示を受ける場所ではなく、転職者の自己アピールの場である。転職希望者の資質は登録したデータ以上のものかもしれないし、アピールし忘れた項目などがあるかもしれない。求職企業は数多い候補者の中から自社に必要な人材を厳選しようとしているのであるから、転職希望者は自分のすばらしい点を明確に、具体的に相手に伝えることが出来なければならない。

あるアウトプレースメント会社の社長の言では、「履歴書と職務経歴書は、求人企業に対して転職希望者が書くラブレターのようなものであり、そのつもりで相手をその気にさせる内容でなければ何の意味もない。」蓋し、明言である。筆者自身も自社の採用面接に立ち会ったことがあるが、採用側の目は意地悪である。「経歴書にはどうせいいことしか書いていない。」そのように考えて面接官は、書かれていない行間を面接の中で見抜こうとする。逆にいえば、経歴書に書いてもいないことは「きっとこれ以外にいい点がないのではないか」と評価されていると考えるべきである。

コンサルティングをまめに受けて、この面談の中で自分がアピールするべき点を明確にし、具体的に漏れなく記載するべきである。実際転職支援企業は、現職者のために午後7時から、午後8時からといった遅い時間からの面談も受け付けていることが多い。自分の未来のためと考えて是非とも面談を受けてもらいたい。

[PR]コンバージョンでお悩みの派遣会社様、派遣会社ディレクトリ人材派遣ディレクトリ求人情報ナビゲータに登録してアクセスアップを図りませんか?